断捨離|「今年の暮らし癖」を整えるという考え方
― 大掃除の前に、まず見直したいPOINT5 ―
年末が近づくと、
「そろそろ大掃除をしないと」
「片づけなきゃ…」
と気持ちが焦ってきます。
でも、実際に多くの方が感じているのは
“片づけても、すぐ元に戻ってしまう”という悩み。
その原因は、
物の量だけでなく
暮らしの中に染みついた「癖」にあることがほとんどです。
クラシストでは、
断捨離や整理収納を
「捨てる作業」ではなく
暮らしを整え直すプロセスとして考えています。
今回は、大掃除の前に取り入れてほしい
「今年の暮らし癖を整えるPOINT5」をご紹介します。
POINT1|場所
まずは「今年いちばん散らかった場所」を1つ見つける
家全体を見渡す必要はありません。
まずは、今年いちばん散らかりやすかった場所を
1か所だけ思い出してみてください。
・リビングのテーブル周り
・ダイニングの一角
・寝室のベッド周り
・玄関の棚や床 など
暮らしの癖は、
必ず「散らかる場所」に正直に表れます。
どこから手をつけるか迷ったら、
いちばん使う場所・いちばん目に入る場所を選ぶのがおすすめです。
POINT2|理由
なぜ散らかったのか、理由を3つだけ書き出す
次に、その場所が散らかった理由を
3つだけ書き出してみます。
例)
・物が多すぎる
・戻す場所が決まっていない
・動線が悪く、仮置きしてしまう
ここで大切なのは、
「自分がズボラだから」「性格の問題」と考えないこと。
多くの場合、原因は
暮らしの仕組みや間取り、収納計画にあります。
理由が言語化できると、
無理な断捨離をしなくて済むようになります。
POINT3|分類
「迷った物」を種類で分けて考える
いきなり捨てようとすると、
断捨離は必ず止まります。
そこでおすすめなのが、
“迷った物”を種類ごとに分けること。
・紙類(取扱説明書・保険・学校関係)
・食器
・ストック類
・衣類
・思い出の物 など
「どのジャンルで迷っているのか」が見えると、
どこでつまずいているのかが整理されます。
これは、
後の収納計画や間取り改善にもつながる重要なヒントです。
POINT4|暮らし
来年、どんな暮らしがしたいかを書き出す
断捨離は、
「何を捨てるか」ではなく
「どんな暮らしをしたいか」から考える方がうまくいきます。
・余白のある部屋で過ごしたい
・朝の準備が楽な家にしたい
・探し物をしない暮らしにしたい
理想の暮らしが見えると、
「今の家に必要な物・必要ない物」が
自然と分かれてきます。
POINT5|手放し
今は簡単に。3つだけ手放す
最後は、行動です。
今すぐ
3つだけ手放してみましょう。
・期限切れのストック
・読まなくなった雑誌
・使っていない物
大切なのは量ではありません。
今の気持ちを少し軽くして、年末の大掃除に移行していくこと。
断捨離の先にあるのは「暮らしやすい家」
クラシストがリノベーションのご相談を受ける中で感じるのは、
「片づかない」「物が減らない」という悩みの多くが、
・収納量が合っていない
・動線が暮らしに合っていない
・間取りが今の生活とズレている
といった、
空間の問題であるということ。
断捨離は、
「今の家が本当に暮らしに合っているか」を
見直すきっかけにもなります。
中古 × リノベで「片づけやすい家」へ
クラシストでは、
中古マンション探しからリノベーションまでを一貫してサポートし、
“片づけやすく、暮らしが続く家”をご提案しています。
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