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【施工事例】造作家具編

暮らしに合わせて家具をつくる。リノベーションで楽しむ「造作家具」【施工事例】

住まいづくりを考えるとき、間取りやキッチン、床や壁の仕上げにはこだわっても、家具のことは完成してから考える、という方も多いのではないでしょうか。

もちろん、お気に入りの家具を探して、お部屋に合わせていくのもインテリアの楽しみ方のひとつ。

でも、リノベーションでは、**暮らしや空間に合わせて家具そのものをつくる「造作家具」**という選択肢もあります。

壁の幅にぴったり合わせたり、使いやすい高さや奥行きを決めたり、床や建具と素材を揃えたり。

既製品では難しい細かな調整ができるのも、造作家具ならではの魅力です。

今回は、クラシストの施工事例から、3つの造作家具をご紹介します。

① デスクも収納もひとつに。壁一面を活かした造作家具

最初にご紹介するのは、リビングの壁一面に設けた造作カウンターと収納です。

窓の下に長く伸びるカウンターは、テレビを置くスペースとしてだけでなく、デスクとしても使えるデザイン。

その下には扉付きの収納を設け、日用品などをすっきり収められるようにしています。

デスク、テレビボード、収納家具をそれぞれ別々に置くと、家具の高さや奥行き、素材がばらばらになり、空間が雑然と見えてしまうこともあります。

そこで、必要な機能をひとつの家具にまとめることで、壁面全体に統一感が生まれました。

木の温もりを感じる素材も、フローリングと自然に調和しています。

使う場所に必要な機能をまとめ、空間を無駄なく活かす。

そんな造作家具のメリットがよく分かる事例です。

② 好きなものを飾る。壁一面の造作本棚

次にご紹介するのは、リビングの壁面を活用したオープンタイプの造作本棚です。

本や雑貨、写真、思い出の品など、お気に入りのものを自由に並べられる収納です。

壁の幅に合わせて棚を設けることで、家具を後から置くのとは違った、空間との一体感が生まれます。

背景のグレーの壁と木の棚板の組み合わせも、落ち着いた雰囲気を演出しています。

また、棚をすべて同じ高さにするのではなく、収納するものや飾りたいものに合わせて区切ることで、ディスプレイにも変化が生まれます。

収納というと、どうしても「ものを隠す」「たくさんしまう」という考え方になりがちです。

でも、好きなものを飾る場所があることで、日々の暮らしをもっと楽しめるようになります。

何をしまうかだけでなく、何を飾りたいかまで考える。

そんな自分らしい住まいづくりも、造作家具の魅力です。

③ 浮かせてすっきり。フロートタイプの造作テレビボード

3つめは、壁面に設けたフロートタイプの造作テレビボードです。

床から浮かせたデザインにすることで、家具の下まで床面がつながり、空間に軽やかな印象が生まれます。

一般的な置き型のテレビボードとは違い、床に接する部分が少ないため、家具の下も掃除しやすいのがメリットです。

また、今回の事例では、テレビ背面にエコカラットを採用。

立体感のある壁面に間接照明を組み合わせることで、素材の陰影が美しく浮かび上がります。

木のテレビボード、エコカラット、間接照明をトータルで計画することで、テレビまわりがひとつのインテリアとしてまとまっています。

家具だけでなく、壁や照明まで一緒にデザインできる。

これも、リノベーションと同時に造作家具を計画する大きなメリットです。

造作家具の魅力は、サイズがぴったり合うことだけではありません。

既製品と比較すると、次のような特徴があります。

1. 空間に合わせたサイズでつくれる

壁の幅や天井の高さ、窓や建具の位置に合わせて設計できるため、限られたスペースを有効活用できます。

特にマンションでは、梁や柱などによって家具を置きにくい場所もあります。

そうした条件に合わせて計画できるのも造作家具の強みです。

2. 暮らしに合わせた使い方を考えられる

収納するものや使う人に合わせて、高さ・奥行き・棚の位置などを決められます。

例えば、デスクなら椅子の高さや使う機器に合わせて寸法を考えたり、本棚なら本の大きさに合わせて棚の間隔を調整したり。

毎日の使いやすさを細かく考えられます。

3. インテリアに統一感が生まれる

床材や建具、キッチンなどと色や素材を揃えることで、家具だけが浮いて見えるのを防ぎ、空間全体にまとまりが生まれます。

家具を単体で選ぶのではなく、住まいの一部として考えられるのが特徴です。

造作家具を計画するときの注意点

もちろん、造作家具には気をつけたいこともあります。

既製品と比べて費用が高くなる場合があり、製作にも一定の時間が必要です。

また、壁や床に固定する家具は、後から簡単に移動できないこともあります。

そのため、現在の暮らしだけでなく、将来的な使い方も考えておくことが大切です。

例えば、子どもの成長に合わせて棚の使い方を変えられるようにしたり、収納するものが変わっても対応できる寸法にしたり。

造作家具だからこそ、つくる前の計画が大切になります。

すべてを造作にする必要はありません。

造作家具と既製品を上手に組み合わせることで、費用とデザイン、使いやすさのバランスを取ることもできます。

家具まで考えると、暮らしはもっと心地よく

家具は、住まいが完成してから置くもの。

そんな考え方もありますが、リノベーションでは、間取りを考える段階から家具の配置や使い方まで計画することができます。

どこで仕事をするのか。

何を収納したいのか。

どんなものを飾りたいのか。

そして、どんな空間でくつろぎたいのか。

そんな日々の暮らしを思い描くことから、家具づくりは始まります。

家具を空間に合わせるのではなく、暮らしに合わせて家具をつくる。

クラシストでは、間取りや設備だけでなく、家具や収納、素材、照明までトータルで考えながら、住んでから心地よい住まいづくりをご提案しています。

中古マンションの購入からリノベーションまで、「こんな暮らしがしたい」という想いを、一緒にカタチにしてみませんか?

住まいづくりのことなら、どうぞお気軽にご相談ください。

Posted by eiki