あなたに合った室内ドアは?

【開き戸・引き戸・ガラスドア・ハイドア・アール開口、それぞれの特徴と選び方】
リノベーションを考えるとき、床や壁、キッチンなどに比べて、意外と後回しになりがちなのが「室内ドア」です。
「この色が好き」「このデザインがおしゃれ」と、見た目から選ぶことも多いのですが、室内ドアは毎日の暮らしに深く関わるもの。
開け閉めのしやすさはもちろん、家具の配置や生活動線、光の入り方、音や視線の遮り方など、選ぶドアによって空間の使い勝手は大きく変わります。
今回は代表的な4種類の室内ドアに、リノベーションで人気の「アール開口」を加え、それぞれの特徴と向いている暮らしをご紹介します。
① 開き戸|個室をしっかり仕切りたい方に
最もスタンダードなのが、前後に開閉する「開き戸」です。
引き戸に比べて気密性や遮音性を確保しやすく、寝室や子ども部屋など、プライバシーを大切にしたい場所にも向いています。
一方で、扉を開閉するためのスペースが必要です。家具を置く位置や人が通る動線と扉がぶつからないか、間取りを考える段階から確認しておきましょう。
〈こんな方におすすめ!〉
個室をしっかり仕切りたい方、音や視線をできるだけ遮りたい方。
② 引き戸|スペースと動線を大切にしたい方に
扉を横方向にスライドさせて開閉する「引き戸」。
開き戸のように前後の開閉スペースを必要としないため、限られたスペースを有効に使いやすいのが大きなメリットです。
普段は開けたままにして空間同士をつなぎ、必要なときだけ閉める、といった使い方もできます。
洗面所やウォークインクローゼット、LDKと隣接する個室などにも取り入れやすい建具です。
〈こんな方におすすめ!〉
スペースを有効活用したい方、生活動線をスムーズにしたい方、空間をつなげて使いたい方。
③ ガラスドア|光と抜け感を取り入れたい方に
ガラスを使った室内ドアは、扉を閉めても光を通せるのが魅力です。
マンションでは、間取りによって廊下や玄関、ワークスペースなどに自然光が届きにくくなることがあります。
そんな場所にガラスドアを取り入れることで、隣の空間から光を届けながら、必要な仕切りをつくることができます。
ガラスの種類やフレームのデザインによって、インテリアの印象を大きく変えられるのも魅力です。
〈こんな方におすすめ!〉
室内を明るくしたい方、抜け感のある空間が好きな方、建具もインテリアの一部として楽しみたい方。
④ ハイドア|すっきり広く見せたい方に
一般的な室内ドアよりも高さがあり、天井近くまで扉が伸びる「ハイドア」。
ドア上部の壁が少なくなることで縦のラインが強調され、天井が高く、空間が広く感じられます。
壁とドアの存在感をできるだけ一体化させたい、シンプルで生活感を抑えたインテリアとも相性の良い建具です。
〈こんな方におすすめ!〉
シンプル・モダンなインテリアが好きな方、空間をすっきり見せたい方、開放感を大切にしたい方。
⑤ アール開口|あえて「ドアをつけない」という選択
リノベーションで取り入れられることが増えているのが、入口の上部を曲線に仕上げる「アール開口」です。
室内ドアではありませんが、「そもそも、ここにドアは必要?」と考えることも、間取りづくりでは大切です。
ウォークインクローゼットやパントリーなど、常に扉を閉める必要のない場所なら、あえてドアをつけず、アール開口で空間をゆるやかにつなぐ方法もあります。
曲線が加わることで、直線の多い住まいにやわらかな表情が生まれ、インテリアのアクセントにもなります。
〈こんな方におすすめ!〉
空間につながりを持たせたい方、やわらかな雰囲気が好きな方、少し個性的なリノベーションを楽しみたい方。
【室内ドアを選ぶ前に確認したい6つのこと】
デザインを見る前に、まず実際の暮らしを想像してみましょう。
- 開け閉めしたとき、家具や人の動線にぶつからない?
- 限られたスペースを有効に使いたい?
- 隣の部屋から光を取り込みたい?
- 音や視線をしっかり遮りたい?
- 普段は開けたまま使うことが多い?
- そもそも、そこにドアは必要?
この6つを考えるだけでも、選ぶべき建具が見えてきます。
【 ❛おしゃれなドア❜ より ❛暮らしに合ったドア❜ を!】
室内ドアは、単に部屋と部屋を仕切るためだけのものではありません。
光を届けたり、空間をつないだり、生活動線をスムーズにしたり、ときには「ドアをつけない」ことで暮らしやすくなることもあります。
だからこそ大切なのは、
「どのドアがおしゃれ?」ではなく、
「どの選択が、私の暮らしに合っている?」
という視点です。
神戸・阪神間で中古マンションのリノベーションを手掛けるクラシストでは、デザインだけではなく、家具の配置や生活動線、収納、光の入り方など、実際に住んでからの暮らしを考えながら間取りや建具をご提案しています。
中古マンション購入からリノベーションまで、住まいづくりについてお気軽にご相談ください。
カテゴリ
中古+リノベーション
Posted by eiki